教員個人(研究室)ページ
動物生理学研究室
Laboratory of Animal Physiology
<研究略歴>
2005年、名古屋大学大学院生命農学研究科応用分子生命科学専攻博士課程修了後渡米。バージニア大学生物学部生物リズムセンター・博士研究員、カリフォルニア大学ロサンゼルス校精神医学部門・研究員として哺乳類概日リズム発振神経機構に関する研究に従事。
2010年に帰国し、帝京平成大学薬学部・講師、明治大学農学部・専任准教授などを経て現職。
<主な担当科目>
動物生理学Ⅰ・Ⅱ、生命科学実験Ⅰ、生命科学入門(分担)<ひとこと>
Little things make big things happen.研究テーマ
本研究室では、生体リズムに関する研究を行っています。生体リズムは、地球上のほとんどすべての生物が持つ生命現象であり、その学問分野である「時間生物学」では、バクテリアから植物、そしてヒトに至る様々な生物種で、様々なリズム現象を研究しています。その中でも本研究室は、哺乳類の約1日のリズム(概日リズム)を駆動する概日時計の本体についての研究を主に進めています。「なぜ、生物は正確に1日のリズムを刻むことができるのか?」、この疑問に答えるべく日々研究を行っています。実験は主にマウスを使用します。マウスの手術をしてその行動を観察したり、組織のサンプルをとって長期間培養するといった実験(in vivo, ex vivo実験)や、組織サンプルからRNAやタンパク質を抽出し発現解析を行う実験(in vitro実験)など実験手法は多岐に渡ります。 本研究室の目標の一つは、行動(活動リズム)や生理機能の日内リズムメカニズムを分子レベルから解明することです。分子から細胞、組織、器官、個体の各レベルでの実験を行い、分子から行動や生理現象を説明します。また、多くの生理現象や疾患の発症に日内リズムが認められることから、薬剤の投与時刻を考慮する時間治療が最近注目されています。本研究室においても、時間治療を念頭におき、薬剤の時刻依存的な薬理作用を確かめる基礎実験を行っています。同様に、食物代謝にも日内変動が認められることから、同じ飼料でも給餌時刻を変えるだけで効率よく家畜や養殖魚を生産できる畜産・養殖技術の開発にも取り組んでいます。
研究室メンバー
修士2年 2名; 修士1年 2名; 学部4年 7名; 学部3年 8名; 博士研究員 2名; 客員研究員 1名; 研究支援員 1名研究業績
主要研究業績〔着任時(2014年)より〕
2023年
<論文>
Tsuno Y, Peng Y, Horike SI, Wang M, Matsui A, Yamagata K, Sugiyama M, Nakamura TJ, Daikoku T, Maejima T, Mieda M.
In vivo recording of suprachiasmatic nucleus dynamics reveals a dominant role of arginine vasopressin neurons in circadian pacesetting. .
PLoS Biol. 2023 Aug 29;21(8):e3002281. doi: 10.1371/journal.pbio.3002281. eCollection 2023 Aug.PMID: 37643163 [PubMed]
Nakamura TJ, Takasu NN, Sakazume S, Matsumoto Y, Kawano N, Pendergast JS, Yamazaki S, Nakamura W. Long days restore regular estrous cyclicity in mice lacking circadian rhythms. .
Heliyon. 2023 Jun 2;9(6):e16970. doi: 10.1016/j.heliyon.2023.e16970. eCollection 2023 Jun.PMID: 37484286 [PubMed]
Shirakawa Y, Ohno SN, Yamagata KA, Kuramoto E, Oda Y, Nakamura TJ, Nakamura W, Sugimura M. Circadian rhythm of PERIOD2::LUCIFERASE expression in the trigeminal ganglion of mice. .
Front Neurosci. 2023 Mar 28;17:1142785. doi: 10.3389/fnins.2023.1142785. eCollection 2023.PMID: 37056311 [PubMed]
<学会発表>
Shota Miyazaki, Kazuto Watanabe, Wataru Nakamura, Daisuke Ono, Takahiro J. Nakamura The functional outputs from the suprachiasmatic nucleus in mice, Neuroscience meeting 2023, Washington D.C., USA, November 11-15, 2023
Takahiro J. Nakamura, Shota Miyazaki, Kazuto Watanabe, Nana N. Takasu, Wataru Nakamura, The suprachiasmatic nucleus is required for light-induced behavioral rhythms in mice lacking circadian rhythms. Neuroscience meeting 2023, Washington D.C., USA, November 11-15, 2023
Satoshi, Oka, Akitoshi Ogawa, Takahiro Osada, Masaki Tanaka, Koji Nakajima, Koji Kamagata, Shigeki Aoki, Yasushi Oshima, Sakae Tanaka, Eiji Kirino, Takahiro J. Nakamura, Seiki Konishi, Diurnal variation of brain activity in the human suprachiasmatic nucleus. Neuroscience meeting 2023, Washington D.C., USA, November 11-15, 2023
金眞淑、大島雪乃、梶原一絵、板谷朋亮、蔵持智也、和田平、中村孝博、榛葉繁紀、伊地知秀明、佐野誠、鈴木孝浩、「Bmal1欠損膵癌マウスにおける適切な摂餌量と輪回し活動は生活の質(QOL)と生命予後を改善する」 、 第30回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2023年9月15日~17日、 パシフィコ横浜
小野大輔、Chi Jung Hung、宮崎翔太、Tsai Chang-Ting、山口裕嗣、中村孝博、「概日時計による日内休眠調節」 、 第30回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2023年9月15日~17日、 パシフィコ横浜
池田幸太、小野大輔、末松信彦、中村孝博、「神経発火と細胞間相互作用を考慮した視交叉上核ネットワークモデルの検討」、 第30回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2023年9月15日~17日、 パシフィコ横浜
春田七海、中村孝博、「長日・短日条件下における雌性シリアンハムスターの性周期」、 第30回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2023年9月15日~17日、 パシフィコ横浜
浪江朋子、直井実穂、中村孝博、「時計遺伝子Per1の欠損が大腸がんモデルマウスの生存率およびポリープ数に与える影響」、 第30回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2023年9月15日~17日、 パシフィコ横浜
福島優樹、淺野舞梨、渡辺和人、中村孝博、「マウス脳内におけるGABA放出の概日リズム」、 第30回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2023年9月15日~17日、 パシフィコ横浜
宮崎翔太、渡辺和人、中村渉、小野大輔、中村孝博、「視交叉上核隔離術を用いた概日液性出力因子の同定」、 第30回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2023年9月15日~17日、 パシフィコ横浜
津野祐輔、彭雨波、堀家慎一、王墨涵、松井綾子、山形要人、杉山瑞輝、中村孝博、大黒多希子、前島隆司、三枝理博、「神経細胞種特異的ノックアウトマウスを用いた視交叉上核概日リズムのin vivo解析」、第30回日本時間生物学会学術大会(合同シンポジウム)、2023年9月15日~17日、 パシフィコ横浜
<招待講演>
Takahiro J. Nakamura, The central circadian regulation of female reproductive functions. Northwest A&F University, Yangling, Shaanxi, China, December 4th, 2023
2022年
<論文>
Shiraishi R, Morita S, Goto Y, Mizoguchi Y, Nakamura W, Nakamura TJ.
Diurnal variations of triglyceride accumulation in mouse and bovine adipocyte-derived cell lines .
Anim Sci J. 2022 Jan;93(1):e13802. doi: 10.1111/asj.13802. PMID: 36562279 [PubMed]
Sugiyama M, Nishijima I, Nakamura W, Nakamura TJ.
Secretin receptor-deficient mice exhibit robust food anticipatory activity. .
Neurosci Lett. 2022 Feb 16;772:136462. doi: 10.1016/j.neulet.2022.136462. Epub 2022 Jan 18. PMID: 35051436 [PubMed]
Oda Y, Takasu NN, Ohno SN, Shirakawa Y, Sugimura M, Nakamura TJ, Nakamura W.
Role of heterozygous and homozygous alleles in cryptochrome-deficient mice. .
Neurosci Lett. 2022 Feb 16;772:136415. doi: 10.1016/j.neulet.2021.136415. Epub 2021 Dec 23. PMID:34954114 [PubMed ]
Haraguchi A, Du Y, Shiraishi R, Takahashi Y, Nakamura TJ, Shibata S.
Oak extracts modulate circadian rhythms of clock gene expression in vitro and wheel‑running activity in mice, Sleep and Biological Rhythms .
20: 255–266. doi: 10.1007/s41105-021-00365-2 [Springer ]
<学会発表>
杉山瑞輝 、三枝理博 、中村孝博、「雌性生殖機能における視交叉上核 AVP ニューロン特異的 GABA 伝達の役割」 、 第29回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2022年12月3日~4日、 宇都宮大学峰キャンパス
陳佳旭 、杉山瑞輝 、三枝理博 、中村孝博、「雌性生殖機能における視交叉上核 AVP ニューロンの役割」、 第29回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2022年12月3日~4日、 宇都宮大学峰キャンパス
富岡優 、宮﨑翔太 、白石麗奈 、高須奈々、渡辺和人 、中村孝博 、中村渉、「Period-less マウスの光誘導性リズムにおける視交叉上核の役割」、 第29回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2022年12月3日~4日、 宇都宮大学峰キャンパス
白石麗奈 、織田善晃 、高須奈々、渡辺和人 、中村渉 、中村孝博、「ウルトラディアン温度サイクルが視交叉上核の概日振動を調整する」、 第29回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2022年12月3日~4日、 宇都宮大学峰キャンパス
宮﨑翔太 、白石麗奈 、富岡優 、高須奈々、渡辺和人 、中村孝博 、中村渉、「マウスにおける光誘導性リズムの生理学的評価」、 第29回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2022年12月3日~4日、 宇都宮大学峰キャンパス
小林莉央 、浪江朋子 、白石麗奈 、中村孝博、「ジアシルグリセリルエーテルが概日リズムへ与える影響」、 第29回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2022年12月3日~4日、 宇都宮大学峰キャンパス
福島菜摘 、大輪陸 、白石麗奈 、中村孝博、「エルゴチオネインがマウスの概日行動リズムおよび視交叉上核の PER2::LUC リズムに与える影響」、 第29回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2022年12月3日~4日、 宇都宮大学峰キャンパス
大輪陸 、福島菜摘 、春田七海 、白石麗奈 、高橋佑樹 、中村孝博、「イソキサントフモールがマウスの概日行動リズムおよび視交叉上核の PER2::LUC リズムに与える影響」、 第29回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2022年12月3日~4日、 宇都宮大学峰キャンパス
白川由紀恵、大野幸、山形歌奈絵 、織田善晃、中村孝博、中村渉、杉村光隆、「三叉神経節における PER2::LUC の発現リズム」、 第29回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2022年12月3日~4日、 宇都宮大学峰キャンパス
浪江朋子 、小髙つぐみ 、高須奈々 、中村渉 、 中村孝博、「20 歳代健常女性における睡眠-覚醒リズムと月経周期との関係」、 第29回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2022年12月3日~4日、 宇都宮大学峰キャンパス
生川誉紹、富永健一郎、中村孝博、古島大資、山田浩、「緑茶うがいによる急性上気道炎予防:ランダム化比較試験による濃度依存性の検討」、第43回日本臨床薬理学会学術総会、2022年11月30日~12月3日、パシフィコ横浜、横浜
Tomoko Namie, Tsugumi Kotaka, Nana N. Takasu, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, The relationship between sleep-wake rhythm and menstrual cycle in healthy women in their 20s, ICMMA2022 International Conference on “Topology and its Applications to Engineering and Life Science”, Dec 28-30, 2022, Tokyo, Japan (Online)
Rena Shiraishi, Yoshiaki Oda, Nana N. Takasu, Kazuto Watanabe, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, The ultradian temperature cycle modulates circadian oscillations in the suprachiasmatic nucleus, ICMMA2022 International Conference on “Topology and its Applications to Engineering and Life Science”, Dec 28-30, 2022, Tokyo, Japan (Online)
佐古典久、直井美穂、中村孝博、市瀬誠一、加藤克彦、IVCラックにおけるおとり動物を使用しないヘルスモニタリング方法の検討、第56回日本実験動物技術者協会総会、2022年10月13日~15日、Mウイング(中央公民館)、 松本市
Shota Miyazaki, Shuto Mizuta, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, Functional outputs of suprachiasmatic nucleus to circadian rhythmicity, SRBR 2022 Biennial Conference Society for Study on Biological Rhythms, May 14-18 2022, Amelia Island, Florida, USA.
Mizuki Sugiyama, Jiaxu Chen, Michihiro Mieda, Takahiro J. Nakamua, Roles of GABA signaling in AVP neurons on female reproductive functions, 第99回日本生理学会大会、2022年3月16日~18日、東北大学川内北キャンパス、仙台
Shota Miyazaki, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, Study on the BDNF outputs from the SCN which is a candidate of diffusible factors to drive the circadian rhythmicity, 第99回日本生理学会大会 2022年3月16日~18日、東北大学川内北キャンパス、仙台
<招待講演>
中村孝博、「体内時計の加齢変容」、令和4年度 公益社団法人 日本実験動物学会 維持会員懇談会、2022年11月11日、LiSE 川崎生命科学・環境研究センター、川崎
Wataru Nakamura, Nana N. Takasu, Takahiro J. Nakamura, A Functional Analysis of Circadian Pacemakers in Per-less Mice. Sapporo Symposium on Biological Rhythms 2022、 2022年8月12日~14日、北海道大学学術交流会館、札幌市
Takahiro J. Nakamura, Nana N. Takasu, Wataru Nakamura, Long days restore regular estrous cyclicity in mice lacking circadian clock, 第99回日本生理学会大会、シンポジウム12、2022年3月16日~18日、東北大学川内北キャンパス、仙台
<その他>
田原優、中村孝博、「工藤崇博士を偲んで」、時間生物学
Vol.28 No.2 (2022) 54-86 [時間生物学]
中村渉、高須奈々、中村孝博、「ファブ・ファイブ論文からの視交叉上核研究展開」、時間生物学
Vol.28 No.2 (2022) 126-131 [時間生物学]
2021年
<論文>
Niiro A, Ohno SN, Yamagata KA, Yamagata K, Tomita K, Kuramoto E, Oda Y, Nakamura TJ, Nakamura W, Sugimura M.
Diurnal Variation in Trigeminal Pain Sensitivity in Mice .
Front Neurosci. 2021 Aug 2;15:703440. doi: 10.3389/fnins.2021.703440. eCollection 2021. PMID: 34408624 [Frontiers ]
Miyazaki S, Tahara Y, Colwell CS, Block GD, Nakamura W, Nakamura TJ.
Diurnal Variation in Trigeminal Pain Sensitivity in Mice .
Chronic methamphetamine uncovers a circadian rhythm in multiple-unit neural activity in the dorsal striatum which is independent of the suprachiasmatic nucleus. Neurobiol Sleep Circadian Rhythms. 2021 Jun 25;11:100070. doi: 10.1016/j.nbscr.2021.100070. eCollection 2021 Nov. PMID:34307964 [ScienceDirect ]
Vu CHV, Kawashima M, Nakamura W, Nakamura TJ, Tsubota K.
Circadian clock regulates tear secretion in the lacrimal gland .
Exp Eye Res. 2021 May;206:108524. doi: 10.1016/j.exer.2021.108524. Epub 2021 Mar 2. PMID: 33662354 [PubMed ]
Maejima T, Tsuno Y, Miyazaki S, Tsuneoka Y, Hasegawa E, Islam MT, Enoki R, Nakamura TJ, Mieda M.
GABA from vasopressin neurons regulates the time at which suprachiasmatic nucleus molecular clocks enable circadian behavior.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2021 Feb 9;118(6):e2010168118. doi: 10.1073/pnas.2010168118. PMID: 33526663 [PNAS ]
<総説>
中村孝博、高須奈々、中村渉
「雌性生殖機構と概日リズム」、睡眠医療
15:281‒289,2021
Michel S, Nakamura TJ, Meijer JH, Colwell CS.
Electrophysiological Approaches to Studying the Suprachiasmatic Nucleus.
Methods Mol Biol. 2021;2130:303-324. doi: 10.1007/978-1-0716-0381-9_23. PMID: 33284454 [PubMed ]
<学会発表>
杉山瑞樹、陳佳旭、三枝理博、中村孝博、「雌性生殖機能におけるAVPニューロン特異的GABAシグナリングの役割」、第28回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2021年11月20日~21日、那覇
宮﨑翔太、中村渉、中村孝博、「概日リズムに駆動する液性出力候補因子BDNFの評価」、第28回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2021年11月20日~21日、那覇
陳佳旭、杉山瑞樹、三枝理博、中村孝博、「雌性生殖におけるAVPニューロンの役割」、第28回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2021年11月20日~21日、那覇
白石麗奈、橋本惇能、武井美澪、下村和宏、中村孝博、「CBA 系統マウスにおける概日リズムの亜系統差」、第28回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2021年11月20日~21日、那覇
小髙つぐみ、高須奈々、中村渉、 中村孝博、「女子大学生における月経周期と概日リズムの相関」、第28回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2021年11月20日~21日、那覇
佐古典久、市瀬誠一、直井実穂、中村孝博、加藤克彦、 「IVCシステム使用時の微生物モニタリングの一例」、 第55回日本実験動物技術者協会総会、 10月14日(木)~ 16日(土)、 Web開催
佐古典久、市瀬誠一、直井実穂、中村孝博、加藤克彦、 「IVCシステム使用時の微生物モニタリング法の構築」、 静岡実験動物研究会 令和2-3年度大会(第50回総会及び第48回研究発表会)、 10月29日(金)、 Web開催
<その他>
中村孝博、「動物生理学研究室」、明治大学農学部研究報告
70(1): 29-33, 2021 [Meiji Repository]
Myung J, Nakamura TJ, Jones JR, Silver R, Ono D.
Editorial: Development of Circadian Clock Functions .
Front Neurosci. 2021 Aug 9;15:735007. doi: 10.3389/fnins.2021.735007. eCollection 2021. PMID: 34434086 [Frontiers ]
2020年
<論文>
Takayuki Ohara, Takahiro J Nakamura, Wataru Nakamura, Isao T Tokuda
Modeling circadian regulation of ovulation timing: age-related disruption of estrous cyclicity
Sci Rep. 2020 Oct 7;10(1):16767. doi: 10.1038/s41598-020-73669-x. [nature ]
Yoshikuni Goto ,Takahiro J nakamura ,Kenji Ogawa ,Akira Hattori ,Masafumi Tsujimoto
Reciprocal Expression Patterns of Placental Leucine Aminopeptidase/Insulin-Regulated Aminopeptidase and Vasopressin in the Murine Brain
Front. Mol. Biosci,24 July 2020. [frontiers ]
Yoko Yokoyama ,Takahiro J nakamura ,Karen Yoshimoto ,Honoka Ijyuin ,Naoyuki Tachikawa ,Haruka Oda ,Rena Shiraishi ,Kaori Shinohara ,Kayo Kumadaki ,Shiori Honda ,Anne Nakamura ,Naho Kitamura ,Kazuo Tsubota ,Mitsuhiro Watanabe
A high-salt/high Fat Diet Alter Circadian Locomotor Activitiy and Glucocoricoid Synthesis in MiceS
PLot One,May 21 2020 . [PubMed]
Sugiyama M,Nishijima I,Miyazaki S, Nakamura TJ
Secretin receptor-deficient mice exhibit altered circadian rhythm in wheel-running activity
Neuroscience Letters Volume 722, 23 March 2020, 134814 [Science Direct]
<学会発表>
陳佳旭、杉山瑞樹、三枝理博、中村孝博、「雌性生殖におけるAVPニューロンのGABAの役割」、第27回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2020年9月26日~27日
杉山瑞樹、西島維知子、中村渉、中村孝博、「セクレチン受容体欠損マウスにおける給餌予知活動」、第27回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2020年9月26日~27日
宮﨑翔太、中村渉、中村孝博、「視交叉上核隔離がマウス糞中コルチコステロンリズムに与える影響」、第27回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)、2020年9月26日~27日
宮﨑翔太、前嶋大智、水田習斗、中村孝博、「視交叉上核隔離が概日リズムに与える影響」、第15回環境生理学プレコングレス(口頭発表)、2020年3月16日、別府国際コンベンションセンター B-CON PLAZA
Shota Miyazaki, Daichi Maejima, Shuto Mizuta, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura Effects of the isolation of suprachiasmatic nucleus on circadian rhythmicity. SRBR 2020 Society for Research on Biological Rhythms – virtual meeting, June 1 – 3, 2020
Jiaxu Chen, Mizuki Sugiyama, Michihiro Mieda, Takahiro J. Nakamura Roles of GABA in suprachiasmatic AVP Neurons on Female Reproductive Function.SRBR 2020 Society for Research on Biological Rhythms – virtual meeting, June 1 – 3, 2020
Rena shiraishi, Satomi Morita, Yoshikuni Goto, Hikari Yoshitane, Yoshimasa Asano, Yoshitaka Fukada, Yasushi Mizoguchi, Takahiro J. Nakamura Circadian Rhythms of Triglyceride Accumulation in Adipocytes.SRBR 2020 Society for Research on Biological Rhythms – virtual meeting, June 1 – 3, 2020
<その他>
宮﨑翔太、「The XVI European Biological Rhythms Society Congress (EBRS2019)に参加して」、学会誌「時間生物学」 Vol.26 No.1 (2020)、65-67 [関連学会参加記]
2019年
<原著論文>
Nagai N,Ayaki M,Yanagawa T,Hattori A,Negishi K,Mori T,Nakamura TJ,Tsubota K
Suppression of Blue Light at Night Ameliorates Metabolic Abnormalities by Controlling Circadian Rhythms
Investigative Ophthalmology & Visual Science September 2019,Vol.60,3786-3793 [PubMed]
Hashimoto A,Fujiki S,Nakamura W,Nakamura TJ
Effects of testosterone on circadian rhythmicity in old mice,
J Physiol Sci., 2019 Jul 12. [PubMed]
Goto Y, Nakamura TJ, Ogawa K, Hattori A, Tsujimoto M
Acute-phase protein-like properties of endoplasmic reticulum aminopeptidase 1.
Journal of biochemistry, 2019 Feb 1. [PubMed]
<総説>
中村渉、中村孝博、「環境時刻と概日リズムとの調和による不妊解消戦略」、実験医学 第37巻 第3号 386-391 2019年2月
<学会発表>
Takahiro J. Nakamura, Nana N. Takasu, Wataru Nakamura, The circadian clock in mammals, ICMMA2019 International Conference on “Spatio-temporal patterns on various levels of the hierarchy of life”, Tokyo, Japan, Dec. 9th- 11th, 2019 (Invited)
Shota Miyazaki, Yu Tahara, Christopher S. Colwell, Gene D. Block, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, In vivo monitoring reveals two different oscillators in methamphetamine treated mice, ICMMA2019 International Conference on “Spatio-temporal patterns on various levels of the hierarchy of life”, Tokyo, Japan, Dec. 9th- 11th, 2019
Mizuki Sugiyama, Michihiro Mieda, Takahiro J. Nakamura, Roles of GABA in Suprachiasmatic AVP Neurons on Female Reproductive Functions, ICMMA2019 International Conference on “Spatio-temporal patterns on various levels of the hierarchy of life”, Tokyo, Japan, Dec. 9th- 11th, 2019
Sayuri Sakazume, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, Circadian Strategy for Female Reproduction, ICMMA2019 International Conference on “Spatio-temporal patterns on various levels of the hierarchy of life”, Tokyo, Japan, Dec. 9th- 11th, 2019
Daichi Maejima, Shota Miyazaki, Shuto Mizuta, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, Effects of the isolation of suprachiasmatic nucleus on rhythms of body temperature and peripheral clocks, ICMMA2019 International Conference on “Spatio-temporal patterns on various levels of the hierarchy of life”, Tokyo, Japan, Dec. 9th- 11th, 2019
中村渉、中村孝博、織田善晃、高須奈々、「サーカディアンリズム同調と性周期」、第26回日本時間生物学会学術大会(シンポジウム発表)2019年10月12日~13日
田原優、Daniel S.Whittaker,Dawn H.Loh,Huei-Bin Wang,Christopher SH.Luk,Dika Kujis,中村孝博、Gene D.Block,Christopher S.Colwell「時間給餌によるハンチントンモデル病モデルマウスの疾患予防効果」、第26回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2019年10月12日~13日
宮崎翔太、前嶋大智、水田習斗、中村孝博、「視交叉上核隔離が概日リズムに与える影響」、第26回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2019年10月12日~13日
坂詰小百合、中村渉、中村孝博、「雌性生殖機能に対する概日リズムストラテジー」、第26回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2019年10月12日~13日
杉山瑞樹、三枝理博、中村孝博、「雌性生殖機能における視交叉上核AVP細胞特異的GABAの役割、第26回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2019年10月12日~13日
大原隆之、中村孝博、中村渉、徳田功、「排卵タイミングの概日制御に関する数理モデル」、第26回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2019年10月12日~13日
立石真由、渡邉友亮、中村孝博、「光触媒窒化タンタルの細胞毒性と細胞時計への影響、第26回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2019年10月12日~13日
田原 優, Daniel S. Whittaker, Dawn H. Loh, Huei-Bin Wang, Christopher SH. Luk, Dika Kuljis, 中村 孝博, 柴田 重信, Gene D. Block, Christopher S. Colwell、「時間栄養学による神経変性疾患の予防」、第6回時間栄養科学研究会/第14回NutriRhythm(ニュートリズム)検討会、2019年8月21日、兵庫県立大学
Shota Miyazaki, Daichi Maejima, Shuto Mizuta, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, Effects of the isolation of suprachiasmatic nucleus on circadian rhythmicity, 16th Congress of the European Biological Rhythms Society, Lyon, France, Aug.25-Aug.29, 2019(Oral presentation selected)
Mizuki Sugiyama, Michihiro Mieda, Takahiro J. Nakamura, Roles of GABA in Suprachiasmatic AVP Neurons on Female Reproductive Functions, 16th Congress of the European Biological Rhythms Society, Lyon, France, Aug.25-Aug.29, 2019
Yu Tahara, Daniel S. Whittaker, Dawn H. Loh, Huei-Bin Wang, Christopher S.H. Luk, Dika Kuljis, Takahiro J. Nakamura, Shigenobu Shibata, Gene D. Block, Christopher S. Colwell, Time-restricted feeding is effective in the BACHD mouse model of Huntington’s disease, 16th Congress of the European Biological Rhythms Society, Lyon, France, Aug.25-Aug.29, 2019(Oral presentation selected)
Takayuki Ohara, Takahiro J. Nakamura, Wataru Nakamura, Isao T. Tokuda, Modeling circadian regulation of ovulation timing: Age-related disruption of estrous cyclicity, 16th Congress of the European Biological Rhythms Society, Lyon, France, Aug.25-Aug.29, 2019
中村渉、中村孝博、高須奈々、「体内時計が制御する睡眠覚醒リズムと加齢に伴う機能低下」、日本睡眠学会第44回定期学術集会、2019年6月27日-28日、名古屋国際会議場
Shota Miyazaki, Daichi Maejima, Shuto Mizuta, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, Effects of the isolation of suprachiasmatic nucleus on circadian rhythmicity, V World Congress of Chronobiology, Suzhou, China. April 25-27 2019
2018年
<論文>
Goto Y, Ogawa Y, Tsumoto H, Miura Y, Nakamura TJ, Ogawa K, Akimoto Y, Kawakami H, Endo T, Yanoshita R, Tsujimoto M
Contribution of the exosome-associated form of secreted endoplasmic reticulum aminopeptidase 1 to exosome-mediated macrophage activation.
JBiochim Biophys Acta, 2018 Mar 19. [PubMed]
Shuto Mizuta, Mizuki Sugiyama, Isao T. Tokuda, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura
Photic phase-response curves for cycling female mice
Hormones and Behavior, 2018 Jul 30. [PubMed]
<総説>
高須奈々、中村孝博、中村渉、「概日リズムの加齢変容と不妊」、医薬ジャーナル 第54巻 第6号 1439-1444 2018年6月
中村孝博、「体内時計中枢の加齢に伴う機能低下」、アンチ・エイジング医学 第14巻 第4号 470-475 2018年8月
<学会発表>
Takahiro J. Nakamura, Effects of the isolation of suprachiasmatic nucleus on circadian rhythmicity, Asian Forum on Chronobiology in 2018 (AFC/ASRS/JSSR Joint Symposium 2: Circadian Pacemaker and Sleep-Wake cycle), Sapporo Convention Center, Sapporo, Japan, July 12- 14 2018(招待講演)
高須奈々、中村孝博、中村渉、「サーカディアンリズムを測定し性周期を把握する」、日本睡眠学会第43回定期学術集会(シンポジウム22「みんなの睡眠研究 -方法論の今とこれから-」) 2018年7月11日-13日、札幌コンベンションセンター
大久保剛、立川直之、中村孝博、「DHA結合型ホスファチジルコリンが概日活動リズムに及ぼす影響」、日本睡眠学会第43回定期学術集会(ポスターセッション)2018年7月11日-13日、札幌コンベンションセンター
中村孝博、「Effects of the isolation of suprachiasmatic nucleus on circadian system(概日システムに対する視交叉上核隔離の影響)」、第95回日本生理学会大会 2018年3月28日-30日、招待講演;シンポジウム: S-22 根本原理から理解する概日リズム障害の生理学)
Chi Hoang Viet Vu, Motoko Kawashima, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, Kazuo Tsubota, Circadian clock regulates tear secretion in the lacrimal gland, ARVO 2018 Annual Meeting, Honolulu, Hawaii, USA, Apr. 29 – May. 03 2018
Takahiro J. Nakamura, Shuto Mizut, Shota Miyazaki, Wataru Nakamura,Effects of the isolation of suprachiasmatic nucleus on circadian rhythmicity, SRBR 2018 Society for Research on Biological Rhythms, Amelia Island, FL, May 12 -May 16
Yu Tahara, Daniel S. Whittaker, Dawn H. Loh, Huei-Bin Wang, Dika Kuljis, Takahiro J. Nakamura, Shigenobu Shibata, Gene D. Block, Christopher S. Colwell, Circadian-based treatment strategy effective in the BACHD mouse model of Huntington’s disease. SRBR 2018 Society for Research on Biological Rhythms, Amelia Island, FL, May 12 -May 16
Takahiro J. Nakamura, Atsuyoshi Hashimoto, Shingo Fujiki, Wataru Nakamura, Testosterone replacement exacerbates the age-related decline in circadian rhythmicity, International Symposium on Biological Rhythms, Nagasaki University School of Medicine, Nagasaki, Japan, October 19
Satomi Morita, Yoshikuni Goto, Hikari Yoshitane, Yoshimasa Asano, Yoshitake Fukada, Kazuhiro Yagita, Yasushi Mizoguchi, Takahiro J. Nakamura, Circadian rhythms of triglyceride accumulation in adipocytes, International Symposium on Biological Rhythms, Nagasaki University School of Medicine, Nagasaki, Japan, October 19
Makiho Tokui, Miho Naoi, Takahiro J. Nakamura, Chronic advance shifts increase mortality in APCmin mice, International Symposium on Biological Rhythms, Nagasaki University School of Medicine, Nagasaki, Japan, October 19
Shota Miyazaki, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, Effects of the isolation of suprachiasmatic nucleus on rhythms of neuronal firing activity in the brain, International Symposium on Biological Rhythms, Nagasaki University School of Medicine, Nagasaki, Japan, October 19
Mizuki Sugiyama, Ichiko Nishijima, Takahiro J. Nakamura, Altered circadian rhythms in secretin receptor-deficient mice, International Symposium on Biological Rhythms, Nagasaki University School of Medicine, Nagasaki, Japan, October 19
Atsuyoshi Hashimoto, Mirei Takei, Wataru Nakamura, Kazuhiro Shimomura, Takahiro J. Nakamura, Differences in the circadian phenotype among substrains of CBA mice, International Symposium on Biological Rhythms, Nagasaki University School of Medicine, Nagasaki, Japan, October 19
中村孝博、橋本惇能、藤木信吾、中村渉、「テストステロン補充は加齢による概日リズム低下を増悪させる」、第25回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2018年10月20日~21日、長崎大学
森田里美、後藤芳邦、吉種光、浅野吉政、深田吉孝、八木田和弘、溝口康、中村孝博「脂肪細胞におけるトリグリセリド蓄積の概日リズム」、第25回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2018年10月20日~21日、長崎大学
徳井牧穂、直井実穂、中村孝博「慢性的なアドバンスシフトはAPCmin マウスの死亡率を増加する」、第25回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2018年10月20日~21日、長崎大学
宮崎翔太、中村渉、中村孝博「視交叉上核隔離が脳内神経発火活動リズムに与える影響」、第25回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2018年10月20日~21日、長崎大学
杉山瑞輝、西島維知子、中村孝博「セクレチン受容体欠損マウスにおける概日リズム変化」、第25回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2018年10月20日~21日、長崎大学
橋本惇能、武井美澪、中村渉、下村和宏、中村孝博「CBA系統マウスにおける概日リズムの亜系統差」、第25回日本時間生物学会学術大会(ポスターセッション)2018年10月20日~21日、長崎大学
その他
杉山瑞輝、林弦樹、「時間生物学トレーニングコースに参加して」時間生物学会 Vol.24, No1(2018), 71-72
2017年
<論文>
Uchida H, Nakamura TJ, Takasu NN, Obana-Koshino A, Ono H, Todo T, Sakai T, Nakamura W.
The central clock controls the daily rhythm of Aqp5 expression in salivary glands.
J Physiol Sci, 2017 May 8 [PubMed]
Tahara Y, Takatsu Y, Shiraishi T, Kikuchi Y, Yamazaki M, Motohashi H, Muto A, Sasaki H, Haraguchi A, Kuriki D, Nakamura TJ, Shibata S.
Age-related circadian disorganization caused by sympathetic dysfunction in peripheral clock regulation.
NPJ Aging Mech Dis., 2017 Jan 5;3:16030. [PubMed]
<総説>
水田習斗、中村孝博、「概日リズムと性周期」、日本女性医学学会雑誌 第24巻 第2号 240-246
中村孝博、高須奈々、中村渉、「社会的ジェットラグが雌性生殖機能に及ぼす影響」、日本医事新報、4863,48-54、2017年7月
Tsubota K, Nakamura TJ et al. Anti-Aging Approach for Ocular Disorders: from Dry Eye to Retinitis Pigmentosa and Myopia. Nippon Ganaka Gakkai Zasshi 121: 232-248
<学会発表>
Shuto Mizuta, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura, Effects of the isolation of suprachasmatic nucleus on circadian wheel running activity, 15th Congress of the European Biological Rhythms Society, Amsterdam, Jul.30-Aug.3, 2017
中村孝博、「Neural mechanisms of age-related decline in circadian rhythmicity(加齢による概日リズム機能低下の神経機構)」、第94回日本生理学会大会 2017年3月28日~30日、浜松アクトシティコングレスセンターほか(招待講演)
織田はるか、横山葉子、立川直之、中村孝博、渡辺光博、「加齢による生体リズムと皮膚機能への影響」、第17回日本抗加齢医学会総会、2017年6月2日-4日、 東京国際フォーラム(優秀演題賞受賞)
中村孝博、「概日リズム撹乱による雌性生殖機能の低下(Circadian Disruption on the Female Reproductive System)」、第44回日本毒性学会学術年会、シンポジウム13「時間毒性学」 2017年7月11日、パシフィコ横浜(招待講演)
中村渉、高須奈々、中村孝博、「Aging in Circadian Rhythms and Reproductive Functions(サーカディアンリズムの加齢と生殖機能)」、第24回日本時間生物学会学術大会 2017年10月28日~29日、京都大学
森田里美、後藤芳邦、吉種光、浅野吉政、深田吉孝、八木田和弘、中村孝博、「Molecular basis of lipid metabolism control by circadian clock(概日時計による脂質代謝制御の分子基盤)」、第24回日本時間生物学会学術大会 2017年10月28日~29日、京都大学
2016年
<学術論文>
1)Nakamura TJ, Takasu NN, Nakamura W. The suprachiasmatic nucleus: age-related decline in biological rhythms. J Physiol Sci, 2016 Feb 25.
2)Shiga T, Nakamura TJ, Komine C, Goto Y, Mizoguchi Y, Yoshida M, Kondo Y, Kawaguchi M. A Single Neonatal Injection of Ethinyl Estradiol Impairs Passive Avoidance Learning and Reduces Expression of Estrogen Receptor α in the Hippocampus and Cortex of Adult Female Rats. PLoS One, 2016 Jan 7.
3)Uchida H, Nakamura TJ, Takasu NN, Todo T, Sakai T, Nakamura W. Cryptochrome-dependent circadian periods in the arcuate nucleus. Neurosci Lett, 2016 Jan 1 <著書・総説>
4)中村孝博、「卵巣ステロイドホルモンが概日リズムに与える影響」自律神経52, 7-12 <学会発表>
5)水田習斗、 大野琴美、中村渉、徳田功、中村孝博、「視交叉上核の外科的隔離が雌性マウスの性周期に及ぼす影響」、第11回環境生理学プレコングレス 2016年3月21日、北海道大学大学院医学研究科フラテ会館
6)伊藤寿々花、武井美澪、中野まりな、中村渉、下村和宏、中村孝博、「CBA亜系統における概日リズムの亜系統差」、第11回環境生理学プレコングレス 2016年3月21日、北海道大学大学院医学研究科フラテ会館
7)水田習斗、 大野琴美、中村渉、徳田功、中村孝博、「性周期発現には視交叉上核からの神経時刻情報が必須である」、第93回日本生理学会大会 2016年3月22日~24日、札幌コンベンションセンター
8)伊藤寿々花、武井美澪、中野まりな、中村渉、下村和宏、中村孝博、「CBA亜系統における概日行動リズム特性」、第93回日本生理学会大会 2016年3月22日~24日、札幌コンベンションセンター
9)中村孝博、「視交叉上核:加齢の影響」、第93回日本生理学会大会 2016年3月22日~24日、札幌コンベンションセンター
10)Nana N. Takasu, Takahiro J. Nakamura, Isao T. Tokuda, Takeshi Todo, Gene D. Block, Wataru Nakamura, Recovery from Age-Related Infertility under Environmental Light-Dark Cycle Adjusted to the Intrinsic Circadian Period, The 64th NIBB Conference Evolution of Seasonal Timers, Okazaki, April 22-24
11)Satomi Morita, Yoshikuni Goto, Kazuhiro Yagita, Wataru Nakamura, Takahiro Nakamura, Circadian Rhythms of Triglyceride Accumulation in NIH3T3-L1 Cells, Society for Research on Biological Rhythms, Palm Harbor, FL, May 21-26 Suzuka Itoh, Mirei Takei, Marina Nakano, Wataru Nakamura, Kazuhiro Shimomura, Takahiro J. Nakamura, Differences in the Circadian Phenotype among Substrains of Cba Mice, Palm Harbor, FL, May 21-26
12)水田習斗、中村渉、中村孝博、「視交叉上核の外科的隔離が概日輪回し行動に及ぼす影響」、第23回日本時間生物学会学術大会 2016年11月12日、名古屋大学本山キャンパス
13)藤木信吾、水田習斗、中村渉、中村孝博、「テストステロンが老齢マウスの概日活動リズムに及ぼす影響」、第23回日本時間生物学会学術大会 2016年11月12日、名古屋大学本山キャンパス
2015年
<学術論文>
1)Uchida H, Nakamura TJ, Takasu NN, Todo T, Sakai T, Nakamura W. Cryptochrome-dependent circadian periods in the arcuate nucleus. Neurosci Lett. 610 123-128: 2015 Nov.
2)Nakamura TJ, Nakamura W, Tokuda IT, Ishikawa T, Kudo T, Colwell CS, Block GD. Age-Related Changes in the Circadian System Unmasked by Constant Conditions. eNeuro, 2015 Sep 22.
3)Takasu NN, Nakamura TJ, Tokuda IT, Todo T, Block GD, Nakamura W. Recovery from Age-Related Infertility under Environmental Light-Dark Cycles Adjusted to the Intrinsic Circadian Period. Cell Rep, 2015 Sep 1.
4)Goto Y, Ogawa K, Nakamura TJ, Hattori A, Tsujimoto M. Substrate-dependent nitric oxide synthesis by secreted endoplasmic reticulum aminopeptidase 1 in macrophages. J Biochem, 2015 Jun.
<著書・総説>
5)中村孝博、「卵巣ステロイドホルモンが概日リズムに与える影響」自律神経52, 7-12
<学会発表>
6)水田習斗、 大野琴美、中村渉、中村孝博、「視交叉上核からの神経投射は性周期を維持するために必須である」、第22回日本時間生物学会学術大会 2015年11月21日~22日、東京大学本郷キャンパス
7)伊藤寿々花、中野まりな、武井美澪、中村渉、下村和宏、中村孝博 、「CBA亜系統における概日行動リズム特性」、第22回日本時間生物学会学術大会 2015年11月21日~22日、東京大学本郷キャンパス
8)高須奈々、中村孝博、草野慎之介、中西祐一郎、徳田功、中村渉、「マウス概日行動リズムの加齢変化と“社会的”時差ボケ」、第22回日本時間生物学会学術大会 2015年11月21日~22日、東京大学本郷キャンパス
9)Shuto Mizuta, Kotomi Ohno, Wataru Nakamura, Takahiro J. Nakamura The neural connection from suprachiasmatic nucleus is necessary for estrous cyclicity Asian Forum on Chronobiology in 2015, Sapporo, 2015年9月
10)Nakamura TJ, Tokuda IT, Nakamura W, Ishikawa T, Kudo T, Colwell CS, and Block GD, Aging Dissociates Circadian PER2 Oscillations of Individual Cells in the Suprachiasmatic Clock、第92回日本生理学会大会、2015年3月
11)吉田尚起、高須奈々、松本光平、徳田功、中村孝博、中村渉、マウス輪回し行動リズムの加齢変化、第10回環境生理学プレコングレス、2015年3月
2014年
<学術論文>
1)Goto Y, Ogawa K, Nakamura TJ, Hattori A, Tsujimoto M, TLR-Mediated Secretion of Endoplasmic Reticulum Aminopeptidase 1 from Macrophages, Journal of immunology (Baltimore, Md. : 1950) 192 4443-4452: 2014
<著書・総説>
2)中村孝博、中村渉、「体内時計概論」、あたらしい眼科、31, 191-198 <学会発表>
3)Nakamura TJ, Tokuda IT, Nakamura W, Ishikawa T, Kudo T, Colwell CS, and Block GD, Aging Affects Circadian PER2 Oscillation of Individual Cell in the Suprachiasmatic Clock, 第21回日本時間生物学会学術大会、2014年11月
4)Shiga T, Nakamura TJ et al., Neonatal exposure to ethinyl estradiol decreased the learning performance and the expression levels of ER alpha in adult female rats, Neuroscience 2014, 2014年10月
5)中村孝博、卵巣ステロイドホルモンが概日リズムに与える影響、第67回日本自律神経学会、2014年10月(招待講演)
6)中村渉、中村孝博、体内時計の光受容と反応性、第14回日本抗加齢医学会総会プレシンポジウム、2014年6月(招待講演)